第一印象で感じた、社風にひかれて。 就職活動中に、合同企業説明会に参加して、サカエのことをはじめて知りました。「なんとなく、社風が合いそう」というのが、第一印象でしたね。

その後、1日体験入社で実際にサカエを訪問したときに担当をしてくれた方が、中学から大学まで自分と同じ学校だったということがわかりました。それで、「すごい偶然だな！」と、ますます縁を感じました。

地元である浜松で就職したい、という思いと、製造業が多い浜松で、自分の希望だった営業の仕事ができる会社だったことで、入社を決めました。

新人時代は、大きな失敗はないものの、どうやって仕事を進めたら良いかわからず、時間を持て余していたり、逆に仕事の効率が悪くて、夜遅くまで残業したり。時間の使い方が上手ではなかったですね。

ひとつだけ覚えているのは、まだ自分の担当がない見習いの頃に、先輩と同じ日に同じお客さまのところへ行ってしまったことです。

お客さまには「サカエさん、また来たの？」とちょっと嫌な顔をされました。大きな問題にはならなかったのですが、こういう、ちょっとしたコミュニケーション不足が、ミスにつながるんだとヒヤッとしました。

相手の気持ちを想像する。 自分は話し上手というより、聴き上手なタイプです。お客さまの話を聴くことは営業の大切な仕事の一つなので、その点で、自分の良さを活かせる仕事だと思っています。

入社当時からずっと担当をしているお客さまもいて、最近は何か困ったことがあると真っ先に相談してもらえることが嬉しいですね。信頼してもらえてるな、って。先日も、「東京での展示会を一緒に見に行きましょう」と誘ってくださいました。

お客さまの中には寡黙な方もいるので、そういう場合は、自分が会話をリードするように心がけています。お客さまの表情を見ながら、「この人は今、どういう気持ちなのか？」と想像しながら話をする。そうやって、一つ一つのコミュニケーションを大切にしています。

去年、子供が生まれたばかりで、生活は子供中心。独身時代にやっていたフットサルなどは、今はおあずけです。そんな中でも、唯一の楽しみは大好きなラーメンを食べること。平日のランチも、営業エリアに何軒かあるお気に入りのラーメン屋さんに、ローテーションで食べに行っています。

家族で公園に出かけた時でも、ついついラーメンの屋台に吸い寄せられてしまいますね（笑）。

人と関わりながら、成長したい。 仕事って、基本的には生活のためにやらなければならないもの。でも、僕にとっては、仕事を通していろいろな人と関われることに、とても意味があります。

取引先や協力会社の方、社内の仲間など、仕事をしていなければ出会えない人たちばかりです。そういう人たちとのやりとりを通して、自分がすこしずつ成長できる。それが、僕にとっての仕事の存在意義です。