INTERVIEW NO.1 K. Y.   2011年入社・営業/経済学部卒業
人との関係性を築き、 アイデアを提案したい。 就職は、地元に近い場所がいいな、と思っていました。業種にはあまりこだわりがなく、浜松周辺の会社、そして営業職に絞って就職活動をする中で、大学のキャリアセンターの紹介で、サカエを知ったのがきっかけでした。

営業職を希望したのは、学生時代、アルバイトでアパレルの販売員をしていたこともあり、社内でパソコンに向かう仕事や工場での作業より、お客さまと直接話して関係を築きながら、何かを提案できる仕事がしたいと思ったから。そういういろいろな条件が合って、ご縁もあって、サカエに入社しました。
入社して半年間は、本社で商品の出荷や配送をする営業サポートの業務を担当しながら、お客さまや商品の知識を学ぶ日々。その後、豊橋営業所に配属され、本格的に営業の仕事をするようになりました。

最初は先輩に同行して見習いをしていたのですが、配属後、わずか1ヶ月で自分の担当を持つことに。商品のこともお客さまのことも、まだよく分からない状態で、ほんとうに手探りの日々でしたね。
怒涛の新人時代。社会人の洗礼を受ける。 そんな中、営業所の中でも特に売上の大きいお客さまを、いきなり担当することになったのです。何もできない僕に苛立ったお客さまから、「なんでこんな新人をつけるんだ?担当を変えてほしい。」と所長に要望があったり、僕自身も「お前なんて、営業やめろ!」と言われたこともありました。悔しかったけど、でも「これが社会に出るってことなんだ」と思った記憶があります。新人時代は、そのお客さまの件をはじめ、本当にいろいろな経験をさせてもらって、その頃の苦労があったから、逆に良かったと今では思えます。
お客さまの先にも、 お客さまがいる 実は、その人に言われたことで、他にも印象的な言葉があります。入社2〜3年目だったでしょうか。ある商品を仕入れるよう頼まれていたのですが、コスト的なことを気にして、僕が発注をためらっていたのです。その時に言われたのが、「とにかく物を入れろ。お金のことは俺が責任とるから心配するな。」ということ。この業界は納期が大切なので、商品が入らないことにはどうしようもないのです。そんなことはわかっていたつもりですが、その人に言われ、改めて再認識しました。自分の目の前のお客さまだけ見ていればいいのではなく、「お客さまの先にも、お客さまがいる」ということを忘れてはいけないと思いました。
それ以来、お客さまが必要とする商品をまずは最優先で入れる、という風に、自分の考え方や行動が変わりました。もちろん、お客さまとの信頼関係があってこそ、できることです。

その会社は、ずっと担当をさせていただいていて、今ではすっかり信頼してもらえるようになりました。毎年、会社の忘年会にも泊まりで呼んでいただくほどです。厳しさもあるけど、ただ厳しいだけの人ではない。こちらが頑張れば、その分ちゃんと評価してくれる人。そういう人に認められ、信頼してもらえるようになったことが、大きな自信につながっています。
現在の豊橋営業所の営業スタッフは、所長含め自分より年上のメンバーは2名、年下のメンバーが3名と、若手が多めです。数年前までは営業は3名しかいなくて、僕が一番歳下だったのですが、いつの間にか、中堅になってしまいましたね(笑)。

今までは自分の業務だけをやっていればよかったのが、後輩のフォローもすることになって、戸惑う部分もあります。自分では当たり前と思っていることも彼らにとっては当たり前ではないので、そこをどうやって伝えるか、どうしたらちゃんと理解して行動に移してもらえるか、と。
休日は思い切り羽を伸ばし、エネルギーを充電。 プライベートでは、去年結婚をして、新しい生活が始まりました。休みの日は、独身時代はフットサルをしたりしていましたが、結婚後は妻と買い物や旅行に行く機会が増えましたね。新婚旅行も、独身時代からお互い一度は行ってみたいと思っていた、フランスのモンサンミッシェルに。パリにも寄って、ルーブル美術館にも行きました。日常から離れてリフレッシュすることが、仕事にも良い影響を与えているような気がします。
休日に思い切り気分転換する分、ふだんの息抜きは外回りの途中に、コーヒーを買って飲むくらいです。でもコーヒーは好きなので、毎日必ず1回以上は買います。日課ですね(笑)。

最近はお客さまから、いろいろな相談や宿題をもらうことが多いので、それぞれのお客さまに「次は何を持って行こうか?」、「どんなことを提案しようか?」なんてことを、コーヒーを飲みながら考えたりします。
商社という枠を超えて、 お客さまの役に立ちたい。 入社から8年ほど経ち、営業の仕事も随分と板についてきました。そんな中で、今の自分にとってのやりがいは、お客さまの抱えている課題や新しいプロジェクトを、スタート時点からサポートしていくことです。サカエは商社なので、基本は商品を仕入れて卸す、というのが仕事ですが、そこを超えてお客さまのパートナーになりたいのです。

僕は理系ではないので、本当は機械のことは、そんなに得意ではありません。でも、得意ではないなりに一生懸命勉強して、努力する。そして、予算調整からはじまり、新しい設備や機械の導入までを一緒にやり遂げ、お客さまの役に立てた時は、何ものにも代え難い達成感があって。そんな時、「自分、仕事してるな」と、実感します。そういう瞬間を、これからもっと、味わっていきたいです。
END of INTERVIEW
Careers
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SAKAE サカエでのキャリア
2011/4〜2011/9 本社にて営業サポート。研修を兼ね、出荷や配送業務を行い、商品やお客さまについて勉強する。
2011/10〜2011/11 豊橋営業所配属。最初は先輩に同行しての営業研修。その後わずか1ヶ月で自分の担当を持ち、一人立ち。
2011/12〜現在 豊橋営業所にて営業担当。入社以来、自動車関連メーカーを担当。3名の後輩のサポートも大切な業務の1つ。
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